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公開日:2026.08.22
最終更新日:2026.08.22

頚椎椎間板ヘルニアの悪化リスクがある「やってはいけないこと」とは?


首の痛みのイメージ

頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨の間にあるクッションの役割をする椎間板が飛び出し、神経を圧迫する疾患です。首への負担や日常の動作・習慣によって症状が悪化する場合があるため、リスクがある行動や姿勢を知ることが大切です。

そこで今回は、頚椎椎間板ヘルニアの方がやってはいけない行動や症状悪化を防ぐポイント、症状の根本改善が期待できる手術について解説します。

<コラム監修者>

田中聡院長

田中聡(たなか さとし)

表参道総合医療クリニック院長


大阪医科大学医学部卒業。救急車搬送が日本で一番多い「湘南鎌倉総合病院」や「NTT東日本関東病院」にて脳神経外科医として脊椎・脊髄疾患、脳疾患、がん患者の治療に従事。その後、稲波脊椎関節病院で脊椎内視鏡、森山記念病院で脳・下垂体の内視鏡の経験。様々な患者様を診療するようになりました。しかし、脳出血や脳梗塞の方は、手術をしても脳機能自体は回復しないため、麻痺は改善しません。また腰痛が改善しなかったり、手術後も痛みやしびれが残る後遺症に悩まされている患者様を見てきて、「現代の医療では解決できない問題を治療したい」と表参道総合医療クリニックを開院しました。開院後、多数の腰痛日帰り手術や、再生医療などを行い、多方面から高い評価をいただいています。

┃1.頚椎椎間板ヘルニアで「やってはいけないこと」

頚椎椎間板ヘルニアの悪化を防ぐため、以下のような行動は避けましょう。

  • 長時間うつむく姿勢を続ける
  • 首を強く反らしたりひねったりする
  • 片方の肩に荷物をかける
  • うつぶせや手枕で寝る
  • 自己流のマッサージを行う
  • 激しい運動をする

<長時間うつむく姿勢を続ける>

同じ姿勢を続けていると、首や肩の筋肉がこわばり、痛みが出やすくなります。

特にスマートフォンやパソコンの操作などでうつむく姿勢は、頚椎に負荷がかかりやすい姿勢です。

<首を強く反らしたりひねったりする>

首を急に後ろに反らしたり、強くひねったりする動作は、椎間板の変形や神経の圧迫を強める原因になります。

高い棚の上のものを取るとき、車の運転中に後方確認をするときなど、日常動作の中で行う無意識の動作にも注意が必要です。

<片方の肩に荷物をかける>

カバンをいつも片方の肩にかけていると、首や肩に余計な負荷がかかります。

できる限り荷物を分散する、リュックサックなどの重さが両肩に均等にかかるカバンを選ぶといった工夫をしましょう。

<うつぶせや手枕で寝る>

うつぶせや、横向きで手枕をした姿勢で眠ると、長時間にわたって首が反ったりねじれたりしたままの状態になります。

枕を適切な高さに整え、負担の少ない姿勢で寝ることが重要です。

<自己流のマッサージや強い刺激>

自己流で強くマッサージすると、かえって悪化する場合があります。また、自己判断でコルセットを使用したり牽引したりするのも危険です。

マッサージや補助器具の使用は、必ず医師や理学療法士の指導のもとで行うようにしましょう。

<激しい運動をする>

痛みや痺れが強い時期に、痛みを我慢して運動や筋トレを続けるのは避けましょう。症状が落ち着いてきたら、負荷の軽い運動から少しずつ取り入れることが重要です。

症状が軽くなってからも、スポーツを再開したい場合は必ず医師と相談しましょう。

┃2.頚椎椎間板ヘルニアの症状悪化を防ぐための対策

頚椎椎間板ヘルニアと上手に付き合っていくためには、日頃から首への負担を軽減するような生活習慣を身につけることが大切です。以下のポイントに注意して過ごしてみてください。

<よい姿勢を意識する>

座るときは深く腰掛けて両足の裏を床につけ、耳・肩・股関節が一直線になる姿勢を意識しましょう。デスクワークでは、パソコンのモニターを目線の高さに合わせるとよいでしょう。

<長時間同じ姿勢を続けない>

適切な姿勢でも、長時間同じ姿勢でいると筋肉が固まってしまいます。仕事や家事で同じ姿勢が続くときは、30分に1回程度を目安に立ち上がり、軽く体を動かすとよいでしょう。

<睡眠環境を見直す>

睡眠中は長時間同じ姿勢になるため、枕や寝る姿勢は首に大きな影響を与えます。高すぎず低すぎない枕を選ぶ、適切な姿勢で寝るなど、睡眠環境も見直しましょう。

┃3.頚椎椎間板ヘルニアの手術を検討するタイミング

多くの場合、頚椎椎間板ヘルニアを発症してもいきなり手術になるわけではありません。まずは、薬物療法、運動療法などの保存療法を行い、様子を見ます。

保存療法を一定期間続けても症状の改善が見られない場合や、日常生活に大きな支障をきたしている場合には、手術が選択肢となります。

ただし、排尿障害・排便障害、手足の筋力低下(脱力)、歩行障害といった症状が現れている場合は、神経の圧迫が進行しているおそれがあるため、早期に手術を検討します。

┃4.当院で行う頚椎の日帰り手術・再生医療

頚椎日帰り治療

当院では、頚椎椎間板ヘルニアに対する日帰り手術・再生医療を行っています。

保険診療の頚椎椎間板ヘルニア手術では入院が必要で、神経の圧迫は取れても椎間板自体の修復ができるわけではありません。当院では自由診療で入院不要の日帰り頚椎手術を行っており、再生医療も組み合わせるため椎間板の修復も目指せます。

<当院の頚椎日帰り治療の特徴>

  • 脊椎疾患に精通した医師が診察から治療まで担当
  • 再生医療を組み合わせるため椎間板自体の修復を促せる
  • 傷跡が小さく、体への負担が抑えられる
  • 頚椎の可動域を温存できる

脳神経外科専門医および脊椎脊髄外科専門医*の資格を持つ院長が、お一人おひとりの症状や頚椎の状態、ご希望を踏まえて適した治療法をご提案し、安全性に配慮した手術を行います。

*日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医および日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科専門医

当院の頚椎日帰り治療について、詳しくは以下のページをご覧ください。

>>頚椎日帰り治療

┃5.よくある質問

<頚椎椎間板ヘルニアは自然に治りますか?>

飛び出した椎間板の一部が吸収されることで、自然に症状が改善するケースもあります。

ただし、すべてのケースで完全に症状が消えるわけではなく、椎間板の変性自体が修復されたわけでもありません。症状が強い場合や続く場合は、自然に治るのを待たずに医療機関を受診しましょう。

<頚椎椎間板ヘルニアは整体で改善しますか?>

整体によって筋肉の緊張がほぐれ、症状が楽になる場合もあります。

ただし、整体で椎間板そのものを治せるわけではなく、進行度や手術の必要性の診断もできません。また、首に強い刺激を加える施術は、神経の圧迫を悪化させるリスクもあります。

整体を利用する際は、医師へ事前に相談するようにしましょう。

<頚椎椎間板ヘルニアでやってはいけないスポーツは何ですか?>

首に強い衝撃が加わるスポーツや、首を大きく反らしたりひねったりする動作が多い運動は慎重に考える必要があります。

たとえば、ラグビー、サッカー、格闘技、ゴルフ、負荷の高い筋力トレーニングなどは、首への負担が大きくなりやすい傾向があります。また、重いものを持ち上げるような仕事も、できれば調整するほうがよいでしょう。

スポーツや仕事について不安がある場合は、医師とよく相談することが重要です。

┃YouTubeでも医療知識を紹介しています

YouTubeでも、院長が腰痛や再生医療を中心にさまざまなトピックをお話ししています。ぜひご覧ください!



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