腰椎分離症

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腰椎分離症とは

腰椎分離症とは 背骨を構成する骨を「椎骨」、その背中側の部分を「椎弓」と呼びます。さらに椎骨のうち腰にある椎骨のことを「腰椎」と呼びます。腰椎は、5つの椎骨から成ります。
腰椎分離症とは、腰椎において椎弓が分離してしまった状態を指します。
背中を反らす動作、ジャンプしたときの着地などによる負荷が重なり、疲労骨折して発症するものと考えられます。
身体を動かしたときに腰の痛みが出ることが多くなります。歩くだけで痛い、というケースも見られます。
一方で、無症状であるケースも存在します。

腰椎分離症の原因

背中を反らす動作、ジャンプしたときの着地、腰を回す動作などを繰り返すことで疲労骨折を起こすことが原因だと考えられます。
スポーツをする若い方によく見られますが、あまりスポーツに馴染みがない方、ご高齢の方までで、誰にでも起こり得る疾患と言えます。

腰椎分離症が発症しやすい部位

腰椎は5つの椎骨から構成されており、それぞれ上から第一腰椎、第二腰椎、第三腰椎、第四腰椎、第五腰椎を名前がつけられています。
腰椎分離症が好発するのは、このうちの最下部にある第五腰椎です。なお、腰椎の後方は上から見るとリング状になっており、分離が両側(2カ所)で起こるケースも少なくありません。
第五腰椎が分離しやすい原因としては、背骨の中でも傾斜が大きく、負荷がかかりやすいためだと言われています。

腰椎分離症が発症しやすい年齢

10~15歳のスポーツをする方がボリュームゾーンとなります。この年代において、2週間以上の腰痛が認められる場合には、腰椎分離症を疑う必要があります。
なお、男女別では男性(男子)に圧倒的に多く見られます。

腰椎分離症を引き起こす
可能性あるスポーツ

  • 野球
  • サッカー
  • バレーボール
  • バスケットボール
  • ラグビー
  • 柔道
  • ウェイトリフティング

上記のような、身体を反らす動作、腰を回す動作、ジャンプをして着地する動作を頻繁に行うスポーツする方に好発します。
一方で、普段ほとんどスポーツをしない、という方にも一定程度、腰椎分離症が認められます。

腰椎分離症の症状

主要な症状は、腰痛です。特に、「狭い範囲に起こる腰痛」として発症することが多くなります。
また腰痛は、腰を後ろに反らしたとき、腰をひねったときに現れることが多く、安静時には無症状であるケースも少なくありません。
その他、お尻、太ももの痛みを感じることや、神経が圧迫され、下肢に痛み・しびれ(坐骨神経痛)が生じることもあります。

腰椎分離症の検査・治療法

腰椎分離症の検査・診断、治療法をご紹介します。

検査・診断

問診、触診の上、レントゲン検査、CT検査、MRI検査などを行い、診断します。

治療法

スポーツの中止と安静は不可欠です。
骨癒合の可能性がある場合には、コルセットなどの装具を用いて、骨がくっつくのを待ちます。
その間、できるだけ腰に負担がかからないようにします。

分離した骨が
くっつくまでの期間の目安
初期の場合

・癒合期間 :2~3ヵ月
・癒合の割合:80~90%

進行期の場合

・癒合期間 :4~6ヵ月
・癒合の割合:50~60%

終末期の場合

・癒合期間 :1年
・癒合の割合: 0~20%

保存的治療

保存的治療

消炎鎮痛剤、湿布、神経ブロック注射、温熱療法、超音波療法などを行います。

装具療法

保存的治療

骨癒合を目指し、コルセットなどを用いた装具療法を行います。

手術

保存療法で良い結果が得られない、坐骨神経痛が見られる場合などには、手術を検討します。
神経を圧迫する骨などの組織を切除する「除圧術」、腰椎を固定する「固定術」などがあります。
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