脊椎・椎間板再生治療
(修復治療)

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脊椎・椎間板の再生治療(修復治療)
–日帰り先進治療-

脊椎・椎間板の再生治療(修復治療)--日帰り先進治療-人の脊椎は、椎骨という骨が縦に並んだ構造になっており、部位によって頚椎・胸椎・腰椎とわかれます。椎骨と椎骨のあいだには椎間板があり、クッションの役割を果たしています。 椎間板は、真ん中にある髄核とその周りを取り囲む線維輪で構成されています。正常な椎間板には神経組織は通っておらず線維輪の外部や終板にのみ存在しているため、本来は椎間板自体に痛みを感じることはありません。加齢の影響や過度の運動などで椎間板に大きな負担がかかると、線維輪に亀裂が入ります。その亀裂からなかの髄核がはみ出してしまった状態が椎間板ヘルニアです。
脊柱管には多くの神経があり、はみ出した椎間板ヘルニアが神経に当たって炎症を引き起こしたり、神経を圧迫して引き伸ばしたりすることによって、痛みやしびれなどの症状が現れます。当院は、こうした脊椎・椎間板の障害や脊髄神経の治療として椎間板再生因子注入療法(PRP-FD)と幹細胞培養上清液などを使い再生治療(修復治療)を行っています。

椎間板修復治療

椎間板修復治療

椎間板性腰痛が起こる原因としては①椎間板の変性②それに伴う神経線維の浸潤が原因です。
椎間板変性に起因する椎間板性腰痛に対しては、再生因子注入療法は有効であるとする論文がいくつか出ています。*1,2,3 当院では老化した椎間板にこの再生因子を注入し修復します。組織再生を促進する多数の成長因子が通常と比較して2倍以上含まれ、高い効果が期待できます。 治療は保険適応外のため自費になりますが、慢性的な椎間板性腰痛の患者さんなど、長期間にわたって日常生活の障害となっていた患者さんにとって、新たな治療の選択肢の一つになっています。

椎間板再生因子注入療法(PRP-FD 2V(バイアル))の価格
椎間板再生因子注入療法(PRP-FD 2V(バイアル)) 880,000円(税込)

*1
椎間板性腰痛の治療 https://seikei-online.jp/column/waist/13965
「椎間板変性症と再生医療の今」、 東海大学医学部外科学系整形外科学 堀北 夏未・酒井 大輪、Pharma Medica Vol.38 No.1 2020
http://publish.m-review.co.jp/files/tachiyomi_J0001_3801_0061-0064.pdf

*2
椎間板性腰痛の患者に対してPFC-FD™療法とほとんど同様の技術であるPRP療法を施した研究で、有効な結果が多数報告されています。
一例として、29人への臨床研究を行いその後2年間続けた追跡調査では、痛みと機能の改善が見られたとの報告がされています。
「Intradiscal platelet-rich plasma (PRP) injections for discogenic low back pain: an update」、Michael Monfett・Julian Harrison・Kwadwo Boachie-Adjei・Gregory Lutz、2016 Jun;40(6):1321-8.

*3
保存療法で改善しなかった47人の椎間板性腰痛を持つ治験者に対しPRP療法を無作為に施した研究もあります。その結果、痛み・機能・患者満足度の観点で統計的に有意な改善が見られたとしています。
Yetsa A Tuakli-Wosornu, Alon Terry, Kwadwo Boachie-Adjei, Julian R Harrison, Caitlin K Gribbin, Elizabeth E LaSalle, Joseph T Nguyen, Jennifer L Solomon, Gregory E Lutz「Lumbar Intradiskal Platelet-Rich Plasma (PRP) Injections: A Prospective, Double-Blind, Randomized Controlled Study」2016 Jan;8(1):1-10; quiz 10. doi: 10.1016/j.pmrj.2015.08.010. Epub 2015 Aug 24.

幹細胞培養上清液による椎間板内、脊髄神経修復治療

幹細胞培養上清液による椎間板内、脊髄神経修復治療

幹細胞とは、機能が失われた細胞を再生し、新しい細胞を生み出す細胞です。幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養する過程でできる上澄み液です。*4
幹細胞培養上清液には、サイトカインや成長因子などの重要な成分があり当院で取り扱っている乳歯髄幹細胞培養上清液には、多数のサイトカインや成長因子が含まれていることが確認されています。幹細胞にはホーミング効果すなわち、老化や損傷を受けた細胞や組織に幹細胞が集まっていく効果を持っており、効率よく細胞の再生や修復を促します。
また今までは脊髄損傷に対する有効な治療法は無く、脊髄損傷の後遺症により車椅子生活や寝たきり生活を余儀なくされている現状があります。
しかし近年、幹細胞を使った再生医療により脊髄損傷の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。
当院では、幹細胞培養上清液を脊髄損傷部位に直接投与して神経の再生を目指しています。

幹細胞上清液注入療法の価格(税込)
椎間板内、脊髄神経修復治療 1V 660,000円
2V 990,000円
3V 1,320,000円

高度な脊柱管狭窄症には内視鏡手術をご提案させていただきます。
痛み・痺れ・間歇跛行等の症状が改善しない場合は局所麻酔で専門性が非常に高い低侵襲な内視鏡手術をします。

*4
新規治療薬開発への間葉系幹細胞由来 エクソソームの応用可能性
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dds/29/2/29_140/_pdf

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