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公開日:2026.08.31
最終更新日:2026.08.31

慢性的な首の痛みの原因は?頚椎椎間板ヘルニアの可能性をセルフチェック

スマートフォンやパソコンなど同じ姿勢で長時間操作することの多い現代社会において、慢性的な首の痛みに悩まされている人は多くいます。その原因は筋肉によるものや骨の異常、それに伴う神経圧迫など様々。自然に治る場合もありますが、長く続く痛みはもしかしたら頸椎椎間板ヘルニアの可能性もあります。

ここでは頸椎椎間板ヘルニアの特徴をご紹介。セルフチェックできるように項目もまとめたので、長期的な首の痛みに悩まされている方はぜひご覧ください。

<コラム監修者>

田中聡院長

田中聡(たなか さとし)

表参道総合医療クリニック院長


大阪医科大学医学部卒業。救急車搬送が日本で一番多い「湘南鎌倉総合病院」や「NTT東日本関東病院」にて脳神経外科医として脊椎・脊髄疾患、脳疾患、がん患者の治療に従事。その後、稲波脊椎関節病院で脊椎内視鏡、森山記念病院で脳・下垂体の内視鏡の経験。様々な患者様を診療するようになりました。しかし、脳出血や脳梗塞の方は、手術をしても脳機能自体は回復しないため、麻痺は改善しません。また腰痛が改善しなかったり、手術後も痛みやしびれが残る後遺症に悩まされている患者様を見てきて、「現代の医療では解決できない問題を治療したい」と表参道総合医療クリニックを開院しました。開院後、多数の腰痛日帰り手術や、再生医療などを行い、多方面から高い評価をいただいています。

┃1.慢性的な痛みは頸椎椎間板ヘルニアが原因かも?

慢性的な首の悩みで悩まされている人は、実は「頚椎椎間板ヘルニア」という病気が原因かもしれません。まずはセルフチェックで可能性を探ってみましょう。

<セルフチェック項目>

  • 数週間にわたって首、肩、肩甲骨に痛みがある
  • 腕や手などに痛みや痺れがある
  • 首を反らしたり捻ったりすると症状が酷くなる
  • 指先に力が入りにくく、細かい作業が出来なくなった
  • 足が突っ張って歩きにくい
  • 尿や便が出にくい

上記のチェック項目で当てはまるものがあった人は、動作テストをしてみましょう。

<動作テスト>

①まっすぐ立ち、首を後ろに反らして5秒保持
②首や腕、肩まわりに痛みや痺れが出るかチェック

→痛みや痺れが出た場合は「頸椎椎間板ヘルニア」の可能性があります

「動作テストは大丈夫だったけど、セルフチェック項目には当てはまるものがあった」という人も、もしも気になれば医療機関を受診することをおすすめします。

┃2.頚椎椎間板ヘルニアとは

頸椎椎間板ヘルニアとは、頸椎部分に椎間板の外縁部を構成する線維輪が、過剰な負荷や加齢によって損傷してしまい、中心にある髄核が飛び出してしまった状態です。そのときに、飛び出した部分「ヘルニア」が頸椎の脊柱管を通る脊髄神経などを圧迫し、痛みや痺れを引き起こします。

<首の組織構成について>

頸椎は、頭蓋骨と胸椎の間にある7つの背骨(椎骨)で構成された首の骨を指します。首を支え、自由な動きを可能にしているほか、椎骨の中心にある脊柱管を通る脊髄神経を保護する役割を担っています。

椎間板とは、椎骨を繋ぐ働きをする機関。クッション上の軟骨組織で、背骨全体の可動性の向上や、衝撃吸収などにも役立っています。

┃3.頸椎椎間板ヘルニアの症状について

頸椎椎間板ヘルニアは首を後ろに反らすと、痛みが強くなったり、痺れが起きたりします。進行度合いによって、症状の出方や部位が変わるのも特徴です。

<初期>

  • 首の後ろに痛みや、肩こりを感じる
  • 首、背中に寝違えたような慢性的な痛みや違和感を覚える

<慢性期>

  • 片側の腕や、手に痺れや怠さ、痛み、むくみが出る
  • 頭痛が起きる
  • 目が疲れやすくなる
  • めまいや立ち眩みが起きる

<増悪期>

  • 握力が低下する
  • 手を細かく動かせなくなり、ボタンかけ、箸の扱い、文字を書くことなどが困難になる
  • 両手、両腕に痺れが発生する
  • 足がつっぱるように感じて、歩きにくくなる
  • 尿が出にくくなるほか、頻尿、失禁など「膀胱直腸障害」が発生する

┃4.頸椎椎間板ヘルニアの一般的な治療法

頚椎椎間板ヘルニアは、神経を圧迫している突起部分が自然に消滅し、治ることもあるため、症状が軽い場合は保存療法を行います。しかし生活に支障が出ている場合は、早期でも手術を勧めることもあります。

<一般的な治療>

  • 鎮痛薬の使用
  • 神経ブロック
  • 頚椎カラーなどを仕様する装具療法
  • 筋肉をほぐすためのリハビリテーション
  • 手術(頚椎椎間孔拡大ヘルニア摘出術/頚椎後方脊柱管拡大術/頚椎前方固定術/頚椎人工椎間板置換術など)

┃5.当院の治療

当院は自由診療による頸椎椎間板ヘルニアに対する日帰り治療を行っています。保険を使った一般的な頸椎椎間板ヘルニアの治療では手術になると入院しなければいけませんが、当院の治療ではその必要がないため、お仕事をしながらの通院も可能です。また再生医療と組み合わせた治療を行っているので、ダメージを受けた神経の修復効果も期待できます。

<当院の頚椎日帰り治療の特徴>

  • 脊椎疾患に精通した医師が診察から治療まで担当
  • 再生医療を組み合わせるため椎間板自体の修復を促せる
  • 傷跡が小さく、体への負担が抑えられる
  • 頚椎の可動域を温存できる

脳神経外科専門医および脊椎脊髄外科専門医*の資格を持つ院長が、お一人おひとりの症状や頚椎の状態、ご希望を踏まえて適した治療法をご提案し、安全性に配慮した手術を行います。

*日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医および日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科専門医

当院の頚椎日帰り治療について、詳しくは以下のページをご覧ください。

>>頚椎日帰り治療

┃6.よくある質問

<Q.首のヘルニアと寝違えの違いは?>

A.数日で治ると、寝違えたことによる痛みだと考えられますが、数週間首の痛みが続く場合は首のヘルニア、もしくはその他の頚椎疾患が疑われます。もしも症状が改善しない場合は、無理をせず医療機関に相談しましょう。

<Q.首のヘルニアでだめな姿勢は?>

A.頚椎椎間板ヘルニアを悪化させないために、特に気をつけたいのが「スマートフォンをいじるときの姿勢」です。長時間のうつむき姿勢は、頚椎に負荷をかけるため、スマートフォンを目線の高さに持っていくなどの工夫をするようにしましょう。

<Q.頸椎椎間板ヘルニアに湿布は効きますか?>

A.炎症や痛みを一時的に和らげる効果は期待できますが、あくまでも対処療法であり、飛び出した椎間板そのものを治す治療法ではないので、根本的な解決にはなりません。

問い合わせ

┃YouTubeでも医療知識を紹介しています

今回の内容はYouTubeでも田中院長がお話ししています。そのほかにも様々ありますので、ぜひご覧ください。



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