院長ブログ

  • HOME > 
  • 院長ブログ > 
  • 立ち方の改善で腰痛を予防するには?腰痛の…
公開日:2025.05.12
最終更新日:2026.05.30

立ち方の改善で腰痛を予防するには?腰痛の原因や対処法も解説

腰痛と一言で言っても、日頃の姿勢が影響して筋肉がこわばっていたり、腰部分を支える背骨である「腰椎」に問題が起きていたりと、原因はさまざまです。

今回は、腰痛の原因の種類や、腰痛を引き起こす代表的な原因の一つである「立ったときの姿勢」に焦点を当てて、腰痛予防を解説していきます。

<コラム監修者>

田中聡院長

田中聡(たなか さとし)

表参道総合医療クリニック院長


大阪医科大学医学部卒業。救急車搬送が日本で一番多い「湘南鎌倉総合病院」や「NTT東日本関東病院」にて脳神経外科医として脊椎・脊髄疾患、脳疾患、がん患者の治療に従事。その後、稲波脊椎関節病院で脊椎内視鏡、森山記念病院で脳・下垂体の内視鏡の経験。様々な患者様を診療するようになりました。しかし、脳出血や脳梗塞の方は、手術をしても脳機能自体は回復しないため、麻痺は改善しません。また腰痛が改善しなかったり、手術後も痛みやしびれが残る後遺症に悩まされている患者様を見てきて、「現代の医療では解決できない問題を治療したい」と表参道総合医療クリニックを開院しました。日本脳神経外科学会認定 日本脳神経外科専門医として、現在は多数の腰痛日帰り手術や、再生医療などを行い、多方面から高い評価をいただいています。

┃1.立ち姿勢で腰痛が悪化する理由と立ち方のポイント

長時間立ったままの状態が続くと、上半身を下半身で支える時間が長くなります。このときに背骨や骨盤などに歪みがあると、正しい姿勢でいるよりも負荷がかかってしまい、筋肉が強張ったり、背骨に影響を与えたりします。また正しい姿勢で立っていたとしても、長時間立ち姿勢を続けると、それだけで疲労が蓄積していきます。

定期的に姿勢を変える、ストレッチをする、クッション性のある靴を使用するなどして、腰の負担を少しでも減らすことが、立ち姿勢における腰痛予防につながります。

<腰痛予防のための立ち方のポイント>

腰痛予防のための立ち方のポイントをまとめました。職業柄、立ち姿勢がどうしても多くなるという人は、できそうなものから意識して取り組んでみてください。

  • 顎を少し引く
  • 下腹に少し力を入れてひっこめる(引き締める)
  • 背筋を伸ばして立つ
  • 膝を伸ばす
  • 肩の力を抜いて、左右の高さを揃える
  • 足は肩幅より少し狭く開いて立つ
  • 重心を親指の付け根に置いて、バランスを取る
  • 前屈みになったり、反らしすぎたりしないようにする

┃2.腰痛の原因って何?

腰痛の原因はさまざまですが、大きく分けると「腰周りの筋肉」と「腰椎(骨)」の2つが代表的です。

<筋肉が原因の腰痛>

【筋肉の衰え】

運動不足や加齢によって筋肉量が落ちると、背骨を支える力も低下します。すると、腰椎の負担が増加し、痛みが出ることがあります。また、筋肉のこわばりにもつながり、柔軟性も損なわれます。

【筋肉の緊張】

長時間同じ姿勢を取り続けたり、無理な姿勢を続けていると、腰周りの筋肉が緊張します。その結果、筋肉に疲労がたまり、血流が悪化。周辺組織の酸素量が不足し、新陳代謝が低下して痛みを引き起こす物質が生成されます。また、神経へ供給される酸素や栄養素の停滞も、痛みが悪化する要因の一つです。

【筋肉の損傷】

急に腰をひねったり、重いものを無理な姿勢で持ち上げたりすると、腰の筋肉や靭帯が損傷して痛みを引き起こします。また、スポーツなどによる継続的な負荷でも筋肉の損傷が起こります。このような腰痛は「筋・筋膜性腰痛」と呼ばれます。

>>スポーツ外傷について

<背骨が原因の腰痛>

【椎間板ヘルニア】

椎間板ヘルニアは、腰椎一つひとつの間にある「椎間板」が飛び出して、脊柱管の神経を圧迫している状態です。神経が圧迫されると、腰だけでなく足やお尻に痛み・痺れが出る場合もあります。

>>「椎間板ヘルニア」のセルフチェックをしてみよう

【腰部脊柱管狭窄症】

圧迫骨折やヘルニアなどが原因で、背骨の中を通る神経のトンネルである「脊柱管」が狭まり、神経を圧迫している状態です。腰痛のほか、しばらく歩くと足が痛くなり休むと改善する「間欠性跛行」も代表的な症状です。

>>「脊柱管狭窄症」のセルフチェックをしてみよう

【腰椎すべり症】

腰椎すべり症とは、腰椎が前後方向にずれてしまう状態です。腰椎がずれると脊柱管が狭くなり、脊柱管狭窄症と同様の症状が出る場合があります。

>>「脊柱分離すべり症」をセルフチェックをしてみよう

┃3.すでに腰痛に悩んでいる場合の対処法

急に腰痛が起きた場合は、まず安静にしましょう。痛みが和らいできたら、腰に負担がかかりすぎない範囲で体を動かしたほうが、腰痛改善につながります。

ただし、腰をひねったり繰り返し衝撃を与えたりするようなスポーツは、避けたほうがよいでしょう。たとえば、ランニングやゴルフなどは腰痛悪化のリスクがあるため、医師に相談してから再開を検討するのが重要です。

また、数日経っても痛みが軽減しない場合や慢性化している場合は、腰痛治療に特化したクリニックなどに相談することをおすすめします。

腰痛には何かしらの原因があります。それを取り除けば、今ある痛みが改善するかもしれません。

┃4.当院で行う日帰り腰痛手術

脊椎の異常によって腰痛が起きている場合、放置すると悪化するリスクがあるため、早めに検査を受けましょう。

当院では、脊椎疾患に対する日帰りの腰痛手術を行っています。細い内視鏡を使用するため傷が小さく、全身麻酔が不要なので、日常生活への影響を抑えられます。

<PLDD>

PLDDはレーザーを椎間板内の髄核に照射することで、椎間板を縮小し、神経の圧迫を軽減することで痛みを改善する治療です。施術に要する時間は一箇所あたり15~30分程度で、院内の滞在時間も数時間程度で済むため、日帰りでの手術が可能です。

>>PLDDの詳細はこちら

<PDR>

PDRは経皮的椎間板再生治療ともいい、損傷した椎間板を再生する治療方法です。PLDDと併用することも可能で、日帰りで手術を受けることができます。

>>PDRの詳細はこちら

<PED>

PEDは、経皮的内視鏡下椎間板摘出術とも呼ばれる手術。細い内視鏡を使って行う手術で低侵襲なのが特徴です。手術は日帰りで受けることができるほか、術後の生活への影響も少ないとされています。

>>PEDの詳細はこちら

┃5.まとめ

立ち方が適切でないと、腰への負担が増加します。日常生活の中で負荷のかからない姿勢を心がけることで、腰痛予防につながるでしょう。

立ち方や生活習慣を見直しても腰痛が治らない場合は、脊椎に異常がある可能性も考えられます。

当院では、日帰り手術と再生医療を組み合わせ、患者さんのニーズに応じた腰痛治療をご提案しておりますので、ぜひご相談ください。

腰椎椎間板ヘルニア

┃YouTubeでも医療知識を紹介しています

今回の内容はYouTubeでも田中院長がお話ししています。そのほかにも様々ありますので、ぜひご覧ください。

To Top
ご予約・お問合せ 24時間受付WEB予約 日帰り手術・がん治療のご相談