院長ブログ

公開日:2026.07.14
最終更新日:2026.07.08

【症例紹介】3年前から腰痛悪化、脊柱管狭窄症を幹細胞を使った再生医療「SAST」で治療した70代男性

┃患者さんの情報

<年齢・性別>

70代男性

<病名>

  • 腰椎椎間板変性症
  • すべり症
  • 脊柱管狭窄症

┃治療前の経過・ご相談内容

「腰痛が3年前から悪化しはじめた」とのことでお電話にて予約をいただき、ご来院いただきました。幹細胞治療、日帰り手術を希望されて当院を受診していただいたとのことです。腰痛のほかにも、右股関節、右肩にも痛みがあるとのことでした。右肩の痛みは肩甲骨と腕の骨をつなぐ筋肉の腱が切れてしまった「腱板断裂」によるもので、幹細胞治療にも興味があるとのことでした。

このほか、頸椎MRIでは頸部脊柱管狭窄症を確認しました。

┃検査・診断

他院で撮影された腰椎MRI画像を確認したところ、赤い枠で示しているL3/4とL4/5の2か所で狭窄を確認。またL5/Sには椎間板ヘルニアも認められました。腰痛が悪化した原因は赤い枠で示している2か所の脊柱管狭窄症が原因だと考えられます。また脊柱管狭窄症を引き起こした原因は、腰椎椎間板変性症及びすべり症が原因だと考えました。

このほか、頸椎MRIでは頸部脊柱管狭窄症を確認しました。

┃治療内容

  • SAST(脊椎幹細胞移植術)

今回は椎間板や頸椎、腰椎に対して脂肪由来幹細胞を移植することで、損傷した組織の再生、修復を促して腰痛の改善を図る「SAST」を提案しました。治療に使う脂肪由来幹細胞は患者自身から摂取した脂肪を元に培養します。そのため体に戻したときにも副作用のリスクが低くいのも特徴です。治療内容について、ご本人と奥様にも説明し、希望されたため実施いたしました。

事前に患者さまの脂肪細胞を採取し、幹細胞を培養しました。日帰り手術では、脊柱管狭窄症が起きている左L3/4、L4/5の椎間板に直接幹細胞を注入しました。

┃治療後の経過

治療後、問題なく歩行していただけました。治療後には、肩や股関節も幹細胞治療を検討したいといっていただけました。

<治療期間・回数>

脂肪採取(幹細胞):日帰り

SAST:日帰り

<費用>

319万円
┗手術2か所(SAST):286万
┗脂肪採取:33万円

<診療種別>

自由診療

<注意点>

  • 治療効果が出るまで3週間〜3ヶ月程度かかります。
  • 治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
  • 治療後は内出血、腫れ、発赤、疼痛、かゆみ、変色、および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷が出現することもあります。

┃今回の治療法について詳しくはこちら

<SAST(脊椎幹細胞移植術)>

PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)

患者さん自身の脂肪から幹細胞を取り出して培養し、椎間板、頚椎、腰椎などに移植する再生医療です。幹細胞には傷ついた組織を再生する働きがあり、損傷した椎間板や脊椎の修復を促して腰痛の改善を図ります。

>>SASTの詳細はこちら

┃YouTubeでも症例を紹介しています

YouTubeでもさまざまな情報や症例をご紹介しています。ぜひご覧ください。



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