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2025.09.12

【症例紹介】右側下半身の痛みと痺れ、脊柱管狭窄症を「PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)」と再生医療「PRP療法」で治療した80代男性

治療前

治療後

┃患者さんの情報

<年齢・性別>

80代 男性

<病名>

  • 腰部脊柱管狭窄症
  • すべり症

┃治療前の経過・ご相談内容

「右側のお尻と右下肢の外側に、痛みと痺れがある」とご来院されました。すでに他院の整形外科を一度受診されており、その際に『腰部脊柱管狭窄症』と診断されたとのことです。日帰り手術での治療を希望していました。

┃検査・診断

腰椎MRIを確認したところ、L4/5に脊柱管狭窄症とすべり症が認められました。特にL4/5は、強く狭窄しており、痛みや痺れの原因は狭窄による神経圧迫だと判断しました。

┃治療内容

  • PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)
  • PRP療法(濃縮血小板由来の成長因子による再生医療)

痛みと痺れの原因となっているL4/5の狭窄を取り除くため、「PEL」を実施。根本的な原因となっている神経の圧迫を取り除きました。また神経修復作用の効果を期待して、同時に濃縮血小板由来の成長因子を患部に注入する「PRP療法」を行いました。

┃治療後の経過

術後から徐々に痛みが緩和し、術後10日後には術前の痛みと痺れ共に、ほぼゼロに近いほど改善されました。術後から1ヶ月経過時、3ヶ月経過時に患部の状態をレントゲンで確認しながら、神経修復に効果的なPRP療法を実施しました。

<治療期間・回数>

日帰り

<費用>

1,540,000円(税込)

<診療種別>

自由診療

<注意点>

  • 治療効果が出るまで3週間〜3ヶ月程度かかります。
  • 治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
  • 治療後は内出血、腫れ、発赤、疼痛、かゆみ、変色、および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷が出現することもあります。

┃今回の治療法について詳しくはこちら

<PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)>

PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)

低侵襲手術であるPEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)は7〜8mmの小さな切開で済み、日帰り手術が可能です。大きな切開を伴う除圧術や固定術では全身麻酔が必要ですが、内視鏡下で行うPELは局所麻酔で神経の圧迫を取り除けます。早期に社会復帰したい方や、持病や年齢により全身麻酔下の手術が受けられない方にとって、特に利点の大きい手術です。

>>PELの詳細はこちら

<PRP療法(多血小板血漿)>

PRP療法(多血小板血漿療法)は、患者様自身の血液から血小板を抽出・濃縮し、患部に注射する治療法です。血小板にはさまざまな成長因子が含まれており、組織の修復を促す効果が期待できます。

>>PRP療法について詳しくはこちら

┃YouTubeでも症例を紹介しています

YouTubeでもさまざまな情報や症例をご紹介しています。ぜひご覧ください。






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