院長ブログ

2025.07.28

80代女性「腰痛が酷くて歩けない」脊柱管狭窄症を日帰り手術×再生医療で治療した症例

年代 80代
性別 女性
症状・疾患
  • 椎間板ヘルニア
  • 高度脊柱管狭窄症
相談内容 酷い腰痛に悩まされていたとのことで、他院で痛み止めや、内服治療、ブロック治療を行ったとのことです。しかし、なかなか改善しないので手術を考えられていました。お尻にも痛みとしびれがあるとのことで歩くのも、座っているのも大変とのことです。当院には日帰り手術を希望してご来院いただきました。
診察結果
  • 腰椎MRI画像を確認したところL3/4に椎間板ヘルニアを確認しました
  • 椎間板ヘルニアが脊柱管狭窄症を起こしていたため、痛みやしびれの原因は狭窄による神経圧迫だと判断しました
治療内容と方針 痛みと痺れの原因となっている神経圧迫を取り除くため、「PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)」を実施。根本原因となっている神経の圧迫を取り除きました。その後、椎間板と神経の修復作用のあるPRPを患部に注入しました。
治療後の経過 「痛みの度合いを10点にすると、それを出るようなぐらい痛かった」という腰の痛みは、手術後に軽減し、1点ぐらいまで落ち着いたとのことです。お尻のしびれは、ほとんどなくなったと言います。また、左のお尻の痛みはほとんどなくなり、右はもう少しあるとのことでした。今後は、術後の経過を見ながら3か月後にPRPの投与を検討します。
治療期間 日帰り
費用 1,540,000円(税込)
診療種別 自由診療
リスクや副作用
  • 治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
  • 治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
  • 治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷のリスクが出現することもあります。

治療前

赤丸で囲まれた部分が影になっており脊柱管が圧迫されている所見

治療後

赤丸で囲まれた部分、治療前は黒く影になって写っていたが、圧迫が取れて正常になった所見

┃今回行った治療

<PEL>

PELは全ての手術操作を内視鏡下に行う手法であり、体を大きく傷つけずに脊椎内部の奥深いところを観察し、より安全に手術操作が可能となるのが大きな特徴です。

>>PELの詳細はこちら

┃YouTubeでも紹介しています

YouTubeでも田中院長が患者様にインタビューをしています。そのほかにも様々ありますので、ぜひご覧ください。



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