院長ブログ

2025.06.11

80代女性「腰痛と右足の痛みと痺れで5分も歩けない」高度脊柱管狭窄症を日帰り手術×再生医療で治療した症例

年代 80代
性別 女性
症状・疾患
  • 間欠性跛行
  • 高度脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
相談内容 腰痛、右下肢の痛み、痺れがあり、5分程度歩くと辛くなって歩けなくなってしまうとのことでした。起き上がるときや寝るときに、腰がとにかく痛いそうです。また歩き回っているときはそんなに感じないけど、右の臀部から太ももにかけて痛みと痺れが常に起きているとのことです。「年齢を重ねると腰は治らない」と聞いていたので、「何もしないほうがいいのでは」と思っていたが、患者様の息子様が「歩けなくなるし、行きたいところも行けなくなるから」と調べていたところ、当院を見つけていただき、ご来院いただきました。
診察結果
  • 問診をしたところ痛みと痺れに関して、「5分程度歩くと辛くなってしまうが、普段はそんなでもない」とのことで、間欠性跛行があると診断しました。
  • 腰椎MRI検査を行ったところ、L4/5に椎間板ヘルニアを確認。それによる高度脊柱管狭窄症を認めました。腰痛や右下肢の痛みや痺れ、間欠性跛行の根本原因はこの狭窄による神経圧迫だと判断しました。
治療内容と方針 痛みと痺れの原因となっている神経圧迫を取り除くため、「PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)」を実施。根本原因となっている椎間板ヘルニアを除去し、内視鏡で神経の圧迫を取り除きました。その後、椎間板と神経の修復作用のあるPRPを患部に注入しました。
治療後の経過 手術の翌日には足の痛みとしびれが消失。さらに術後10日目で腰痛がなくなったとのことです。食事や趣味の絵を描いていても、中断することなく楽しめているとのことでした。今後は経過観察を行います。
治療期間 日帰り
費用 1,540,000円(税込)
診療種別 自由診療
リスクや副作用
  • 治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
  • 治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
  • 治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷のリスクが出現することもあります。

治療前

治療後

┃今回行った治療

<PEL>

PELは全ての手術操作を内視鏡下に行う手法であり、体を大きく傷つけずに脊椎内部の奥深いところを観察し、より安全に手術操作が可能となるのが大きな特徴です。

>>PELの詳細はこちら

┃YouTubeでも症例紹介を行っています

今回の内容はYouTubeでもご紹介しています。そのほかにも様々ありますので、ぜひご覧ください。



To Top
ご予約・お問合せ 24時間受付WEB予約 日帰り手術・がん治療のご相談