年代 | 60代 |
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性別 | 男性 |
症状・疾患 |
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相談内容 | 元々、右臀部の痛みがあり、他院で脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの診断を受け、症状の出ている腰椎L3/4椎間板ヘルニアの手術を行ったとのことです。しかし手術から1年後に腰痛、両殿部のいたみとしびれが悪化し、歩行障害も出現。他院では治療が難しいため当院を受診されました。今回起きている症状は前回とは違う痛みとのことです。特にしびれは今回が初めてとのことでした。 |
診察結果 |
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治療内容と方針 | 痛みと痺れの原因となっている神経圧迫を取り除くため、「PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)」を実施。根本原因となっている神経の圧迫を取り除きました。その後、椎間板と神経の修復作用のあるPRPを患部に注入しました。 |
治療後の経過 | 手術した翌日から腰の痛みや、しびれが軽減したとのことで、しびれは足先だけになったと報告を受けました。術後14日目で下肢の動きがよくなってきました。さらに術後1か月目では腰痛もなくなったとのことです。ただし、足のしびれが少し残っていました。足先のしびれは、神経損傷の後遺症だと考えられたため、その後、PRPを2回ほど注入。しびれがかなり減ったととのことです。 |
治療期間 | 日帰り |
費用 | 1,540,000円(税込) |
診療種別 | 自由診療 |
リスクや副作用 |
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治療前
治療後
┃今回行った治療
<PEL>
PELは全ての手術操作を内視鏡下に行う手法であり、体を大きく傷つけずに脊椎内部の奥深いところを観察し、より安全に手術操作が可能となるのが大きな特徴です。