院長ブログ

2025.07.16

60代男性「脊柱管狭窄症再発で歩行障害も」日帰り手術×再生医療で治療した症例

年代 60代
性別 男性
症状・疾患
  • 脊柱管狭窄症(再発)
相談内容 元々、右臀部の痛みがあり、他院で脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの診断を受け、症状の出ている腰椎L3/4椎間板ヘルニアの手術を行ったとのことです。しかし手術から1年後に腰痛、両殿部のいたみとしびれが悪化し、歩行障害も出現。他院では治療が難しいため当院を受診されました。今回起きている症状は前回とは違う痛みとのことです。特にしびれは今回が初めてとのことでした。
診察結果
  • レントゲン画像による検査を実施したところ、L3/L4、L4/5に高度狭窄症が認められました。
  • 歩行障害を確認しました。
治療内容と方針 痛みと痺れの原因となっている神経圧迫を取り除くため、「PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)」を実施。根本原因となっている神経の圧迫を取り除きました。その後、椎間板と神経の修復作用のあるPRPを患部に注入しました。
治療後の経過 手術した翌日から腰の痛みや、しびれが軽減したとのことで、しびれは足先だけになったと報告を受けました。術後14日目で下肢の動きがよくなってきました。さらに術後1か月目では腰痛もなくなったとのことです。ただし、足のしびれが少し残っていました。足先のしびれは、神経損傷の後遺症だと考えられたため、その後、PRPを2回ほど注入。しびれがかなり減ったととのことです。
治療期間 日帰り
費用 1,540,000円(税込)
診療種別 自由診療
リスクや副作用
  • 治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
  • 治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
  • 治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷のリスクが出現することもあります。

治療前

治療後

┃今回行った治療

<PEL>

PELは全ての手術操作を内視鏡下に行う手法であり、体を大きく傷つけずに脊椎内部の奥深いところを観察し、より安全に手術操作が可能となるのが大きな特徴です。

>>PELの詳細はこちら

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