院長ブログ

2025.06.07

60代男性「20年間悩んだ腰痛が悪化、足が固まったように痺れて痛い」椎間板ヘルニアを日帰り手術×再生医療で治療した症例

年代 60代
性別 男性
症状・疾患
  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
相談内容 20年前から腰痛に悩んでおり、他院でも内服薬で治療をしていたそうです。しかし何年も改善はせず、特に近年は足の痛みと痺れが酷くなってきてしまい歩行も辛くなってきて、我慢の限界が来たそうです。症状としては、足が固まったような痺れや痛みがあるとのことで、腰よりも足のほうが辛いとお話しいただきました。また足の痛みも右よりも左のほうが酷いとのことでした。
ネットで検索していろいろと調べた中から、腰痛の日帰り手術と再生医療の組み合わせを行っているという部分に興味を持っていただき、当院にご来院いただきました。
診察結果 問診を行ったところ、腰痛のほか、左下肢に痛み、両下肢に痺れがあるとのことです。歩いていると痛くなるけど、座って休憩すると症状が治まるとのことで「間欠性跛行」の症状も出現していました。
また腰椎MRIからは、L4/5の箇所に椎間板ヘルニアの所見を確認。椎間板ヘルニアが脊柱管狭窄症も引き起こしており、下肢の痛みや痺れは、狭窄症による神経圧迫が原因と考えられます。
治療内容と方針 痛みと痺れの原因となっている神経圧迫を取り除くため、「PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)」」を実施。根本原因となっている椎間板ヘルニアを除去し、内視鏡で神経の圧迫を取りました。その後、椎間板と神経の修復作用のあるPRPを患部に注入しました。
治療後の経過 術後、翌日には痛みとしびれが取れたとのことです。しかし、さらに数日間は寒さもあり、また少し痛みが出たり軽くなったりを繰り返したとのことです。痛みの後遺症はどのぐらいの期間、どのぐらいの強度で圧迫されていたかも関係するため、経過観察をしながら症状に応じてPRPの投与を検討されています。
治療期間 日帰り
費用 1,540,000円(税込)
診療種別 自由診療
リスクや副作用
  • 治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
  • 治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
  • 治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷のリスクが出現することもあります。

診察と検査結果

術中画像

┃今回行った治療

<PED>

PEDは、経皮的内視鏡下椎間板摘出術とも呼ばれる手術。細い内視鏡を使って行う手術で低侵襲なのが特徴です。手術は日帰りで受けることができるほか、術後の生活への影響も少ないとされています。

>>PEDの詳細はこちら

┃YouTubeでも症例紹介を行っています

今回の内容はYouTubeでもご紹介しています。そのほかにも様々ありますので、ぜひご覧ください。



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