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2025.12.03

【症例紹介】脊柱管狭窄症による足の痛み・痺れがPELの翌日から軽減した70代の患者さん


症状が出ている部位の図

<年齢・性別>

女性 70代

<病名>

脊柱管狭窄症、すべり症

┃治療前の経過・ご相談内容

左の臀部と下肢の外側に痛みと痺れがあり、他院を受診。脊柱管狭窄症と診断を受け、日帰り手術を希望して当院への受診に至りました。

┃検査・診断

赤い枠で示されている部分(L4/5)に強い狭窄を認めました。

術前MRI_4795

┃治療内容

  • PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)
  • PRP療法(濃縮血小板由来の成長因子投与)

腰椎MRIからL4/5の狭窄が原因と判断し、PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)を行いました。

同時に、神経修復作用を期待してPRP療法を行いました。PRP療法は、患者さんの血液を遠心分離して血小板を濃縮したもので、組織の回復を促進させる成長因子を豊富に含んでいます。

┃治療後の経過



手術の翌日に足の痛みと痺れが軽減しました。術前の痛み・痺れを10とすると、術後2ヶ月程度で痛み・痺れともに1まで改善しています。

<治療期間・回数>

日帰り

<費用>

1,540,000円(税込)

<診療種別>

自由診療

<注意点>

※治療効果が出るまで、3週間〜3ヶ月程度かかる場合があります。
※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
※治療後は内出血、腫れ、発赤、疼痛、かゆみ、変色、圧痛が発生することがあります。
※ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷が起こるリスクがあります。

┃今回の治療法について詳しくはこちら

<PEL>

低侵襲手術であるPEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)は7〜8mmの小さな切開で済み、日帰り手術が可能です。切開を伴う除圧術や固定術では全身麻酔が必要ですが、内視鏡下で行うPELは局所麻酔で神経の圧迫を取り除けます。早期に社会復帰したい方や、持病や年齢により全身麻酔下の手術が受けられない方にとって、特に利点の大きい手術です。

>>PELの詳細はこちら

<PRP療法>

PRP療法(多血小板血漿療法)は、患者さん自身の血液から血小板を抽出・濃縮し、患部に注入する再生医療です。血小板にはさまざまな成長因子が含まれており、組織の修復を促す効果が期待できます。

>>PRP療法の詳細はこちら

┃YouTubeでも症例を紹介しています

YouTubeでもさまざまな情報や症例をご紹介しています。ぜひご覧ください。



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