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2025.09.24

【症例紹介】椎間板ヘルニア手術後に痛みと痺れが残り、PELとPRP療法を行った50代男性の症例

【症例紹介】椎間板ヘルニア手術後に痛みと痺れが残り、PELとPRP療法を行った50代男性の症例

┃患者さんの情報

<年齢・性別>

50代 男性

<病名>

腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア

┃治療前の経過・ご相談内容

他院で椎間板ヘルニアの手術を行い、痛みは軽くなったものの、両臀部の痛みと痺れ、歩行時の下肢の痺れが残っていました。症状の改善のために日帰り手術を希望し、当院への受診に至りました。

┃検査・診断

術前MRI画像

赤い丸の部分(L4/5)に強い狭窄を認めました。

┃治療内容

  • PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)
  • PRP療法(濃縮血小板由来の成長因子を投与する再生医療)

腰椎MRIからL4/5狭窄症が症状の原因と判断し、PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)を実施。神経修復効果を期待して、同時にPRP療法も行いました。

┃治療後の経過

術後MRI画像

術後1ヶ月、3ヶ月で、レントゲンを見ながらPRPを注射しました。手術後は徐々に痛みが緩和され、25日後には服薬せずに日常生活が送れるようになりました。

術前は15分程度歩いたら痺れが出ていましたが、症状緩和に伴い歩行距離が延伸。術前にはNRS10(強い痛み)と感じていたところ、手術から6ヶ月後には痛みも痺れもNRS0(痛みがない状態)となりました。

<治療期間・回数>

日帰り

<費用>

1,540,000円(税込)

<診療種別>

自由診療

<注意点>

  • 治療効果が出るまで3週間〜3ヶ月程度かかります。
  • 治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
  • 治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごくまれに、術後血腫、感染、神経損傷が出現することもあります。

┃今回の治療法について詳しくはこちら

<PEL>

PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)

低侵襲手術であるPEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)は7〜8mmの小さな切開で済み、日帰り手術が可能です。大きな切開を伴う除圧術や固定術では全身麻酔が必要ですが、内視鏡下で行うPELは局所麻酔で神経の圧迫を取り除けます。早期に社会復帰したい方や、持病や年齢により全身麻酔下の手術が受けられない方にとって、特に利点の大きい手術です。

>>PELの詳細はこちら

<PRP療法>

PRP療法(多血小板血漿療法)は、患者様自身の血液から血小板を抽出・濃縮し、患部に注射する治療法です。血小板にはさまざまな成長因子が含まれており、組織の修復を促す効果が期待できます。

>>PRP療法について詳しくはこちら

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