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2026.01.14

腰椎すべり症でウォーキングはしてもよい?歩き方のポイントも解説

すべり症 ウォーキングのイメージ

腰椎すべり症は、腰の部分の背骨(腰椎)が前後にずれて神経を圧迫し、腰痛、お尻や下肢の痛み・痺れなどの症状を引き起こす病気です。痛みが強いときは安静が重要ですが、症状が落ち着いてきたら無理のない範囲で運動することが推奨されています。

ウォーキングは、手軽にできて腰への負担が大きくない運動の代表例です。今回は、腰椎すべり症に対するウォーキングの効果や歩き方のポイント、避けたほうがよい運動を解説します。

<コラム監修者>

田中聡院長

田中聡(たなか さとし)

表参道総合医療クリニック院長


大阪医科大学医学部卒業。救急車搬送が日本で一番多い「湘南鎌倉総合病院」や「NTT東日本関東病院」にて脳神経外科医として脊椎・脊髄疾患、脳疾患、がん患者の治療に従事。その後、稲波脊椎関節病院で脊椎内視鏡、森山記念病院で脳・下垂体の内視鏡の経験。様々な患者様を診療するようになりました。しかし、脳出血や脳梗塞の方は、手術をしても脳機能自体は回復しないため、麻痺は改善しません。また腰痛が改善しなかったり、手術後も痛みやしびれが残る後遺症に悩まされている患者様を見てきて、「現代の医療では解決できない問題を治療したい」と表参道総合医療クリニックを開院しました。開院後、多数の腰痛日帰り手術や、再生医療などを行い、多方面から高い評価をいただいています。

┃1.腰椎すべり症に対するウォーキングの効果

ウォーキングは、腰椎すべり症の症状改善や悪化予防に効果的です。ウォーキングをすると腰回りや下半身の筋肉が鍛えられて腰の安定性が増し、血行を促進して筋肉をほぐす効果が期待できます。また、ストレス軽減にも効果があるといわれています。

ただし、痛みが強いときには無理に動かず、安静にしましょう。症状が落ち着いてきたら、まずは近所を散歩する程度の短い距離からウォーキングを始めるのがおすすめです。「歩いても痛みが悪化しない」「少し動いたほうが腰が楽になる」と感じるようであれば、徐々に距離や時間を伸ばすとよいでしょう。

┃2.歩き方のポイント

腰椎すべり症の方が不適切なフォームで歩くと、かえって腰痛が悪化しかねません。できるだけ腰に負担をかけないような歩き方を意識するのがポイントです。

腰を反らせると負担が大きくなるため、少しだけ腰を丸めた姿勢を取りましょう。胸を張りすぎたり、歩幅を広くしたりすると反り腰になりやすく、すべり症の悪化につながります。狭めの歩幅で、痛みが強くならない程度の早歩きを心がけると、腰への負担を軽減しながら運動効果を高められます。

腰への負担が心配な場合は、水中ウォーキングもおすすめです。浮力によって腰の負担を軽減し、転倒によるケガのリスクも減らせます。

なお、腰椎すべり症では、歩き続けていると痛みが増し休憩すると和らぐ「間欠性跛行」の症状が出る場合もあります。間欠性跛行がある場合の歩き方が知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

>>間欠性跛行の悪化を防ぐ歩き方のコツとは?日帰り手術の選択肢も解説

┃3.ウォーキング以外でおすすめの運動

ウォーキング以外に、ストレッチや簡単なトレーニングもおすすめです。太ももやお尻の筋肉をほぐすストレッチや、腹筋・背筋を鍛えるトレーニングを取り入れるのもよいでしょう。

ただし、腰を反らせたりひねったりする動きは、すべり症の悪化につながります。ヨガやピラティスを行う場合は腰を反るポーズを避け、腰回りの筋力トレーニングは医師に相談した上で行いましょう。

すべり症の悪化を防ぐため、日常生活の中でできる姿勢や生活習慣の改善方法が知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

>>すべり症に良いのはどんな姿勢?適切な立ち方・座り方、寝るときの姿勢を解説

┃4.当院で行うすべり症の日帰り手術・再生医療

ウォーキングやストレッチなどの対策を続けても症状が悪化してしまった場合、日帰り手術という選択肢もあります。当院では日帰り手術に再生医療を組み合わせ、体の負担を抑えた治療を行っております。

<PEL法(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)>

PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)

7〜8mmの小さな切開で行う手術です。局所麻酔で神経の圧迫を取り除けるため、日帰りが可能。早期に社会復帰したい方や、持病や年齢により全身麻酔下の手術が受けられない方にとって、特に利点の大きい手術です。

【費用】

1ヶ所 1,540,000円(税込)

【副作用・リスク】
術後血腫、感染、神経損傷など

>>PELの詳細はこちら

<PRP療法(多血小板血漿療法)>

PRP療法は、患者さんの血液から血小板を抽出・濃縮し、患部に注射する治療法です。血小板にはさまざまな成長因子が含まれており、組織の修復を促す効果が期待できます。単独で行うほか、PELと組み合わせることで傷ついた神経の修復を助け、より早期の症状改善を見込めます。

【費用】
1ヶ所550,000円

【副作用・リスク】
注射部位の一時的な腫れや痛み、感染など

>>PRP療法について詳しくはこちら

<SAST法(脊椎幹細胞移植術)>

SAST(脊椎幹細胞移植)

患者さんの脂肪から幹細胞を取り出して培養し、椎間板や腰椎などに移植する治療法です。幹細胞には傷ついた組織を再生する働きがあるため、症状の改善が見込めます。PRP療法と同様、PELとの組み合わせも可能です。

【費用】
1回165万円

【副作用・リスク】
注射部位の一時的な腫れや痛み、感染など

>>SAST法の詳細はこちら

┃5.まとめ

腰椎すべり症の症状が落ち着いている場合、悪化予防のためにウォーキングなどの適度な運動を行うことが大切です。腰に負担をかけすぎないよう注意して、無理のない範囲でトレーニングしましょう。

もし保存療法や運動療法を続けても痛みやしびれが改善しない場合、根本的な治療を検討する必要があるかもしれません。当院では腰椎すべり症に対して、日帰り手術と再生医療を組み合わせた治療を行っております。すべり症にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

┃YouTubeでも医療知識を紹介しています

今回の内容はYouTubeでも田中院長がお話ししています。そのほかにも様々ありますので、ぜひご覧ください。



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