治療紹介コラム

2024.06.04

【腰痛椎間板再生治療経過のご紹介 PDR法(経皮的椎間板再生医療)】 腰痛がある患者様

■患者様
60代女性

■疾患・症状
・腰椎すべり症
・椎間板性変性症、椎間板性腰痛

■治療前の経過
慢性的に腰痛があったが腰痛が悪化して当院受診された患者様です。

■診察と検査結果
この患者様は赤い枠で示されている箇所に腰椎すべり症(L4)、椎間板変性(L4/5,L5/S)が認められます。

■施術内容
・PDR(経皮的椎間板再生治療)
・濃縮血小板由来の成長因子(再生医療):PRP-FD

腰痛は腰椎MRIから腰椎すべり症(L4)、椎間板変性(L4/5,L5/S)と判断しPDR(経皮的椎間板再生治療)を行っております。

■術中画像

【透視画像】L4/5,L5/Sの2カ所にPDR法(経皮的椎間板再生治療)を行っています。

■治療後の画像

【術前後X線】術前にみられた腰椎すべり症が軽減された所見

今回の患者様は、腰椎すべり症(L4)、椎間板変性(L4/5,L5/S)が症状の要因だと考えられます。
PDR法(経皮的椎間板再生治療)をL4/5,L5/Sの2カ所に2回行いました。
主症状としては、腰痛がありました。治療後は腰痛が軽減していき、画像上、すべり症が軽減されました。患者様からは、腰痛がなくなって日常生活を楽しんでいて治療して良かったと言って頂きました。

追伸:
藤田医科大学でModic変性を伴う腰痛患者に対してPRP注射を行い、半年後のMRIで炎症が鎮静化し、腰痛が軽減したと論文発表がありました。本研究で椎間板へのPRP注射の安全性と有効性が示されました。

参考文献:特定認定再生医療等委員会の承認のもと、国内で初めて椎間板への多血小板血漿(PRP)注射の安全性と有効性を検証
https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv000000smbj.html
Intradiscal administration of autologous platelet-rich plasma in patients with Modic type 1 associated low back pain: a prospective pilot study

椎間板変性腰痛に対してPRP治療の効果がエビデンスが増えていき患者様の腰痛が軽減できると確信しておりますのでPDR治療を推進していきますので宜しくお願いします。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

■今すぐお問い合わせ
https://www.omotesando-amc.jp/consultation/

■更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。
https://www.omotesando-amc.jp/pdr/

治療法
・PDR(経皮的椎間板再生治療)
・濃縮血小板由来の成長因子(再生医療)PRP-FD

治療期間
日帰り

治療費用
1カ所:1100,000円(税込)
2カ所:1210,000円(税込)

リスク・副作用
治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷のリスクが出現することもあります。

To Top
ご予約・お問合せ 24時間受付WEB予約 日帰り手術・がん治療のご相談