ピルのオンライン通販は安全?処方の方法とおすすめクリニック

女性の悩み
2024.09.12

忙しい毎日の中で、ピルを処方してもらうために婦人科へ通院するのはなかなか難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな方にとって、自宅にいながら医師に相談できて、ピルを処方してもらえるオンライン診療は、とても魅力的な選択肢です。

この記事では、オンラインでピルを処方してもらうメリットやデメリット、おすすめのクリニック、そして安全にピルを利用するための注意点などを詳しく解説します。

ピルをオンラインで処方してもらうことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ピルは病院に行かなくてもオンラインで処方してもらえる!

ピルを処方してくれるのは産婦人科です。しかし、産婦人科は病院の中でもなかなか受診のハードルが高い診療科です。

でも安心してください。ピルを処方してもらうために産婦人科に足を運ばなくても、オンラインで診察してもらうことが可能です。

ピルはオンラインで診療・処方してもらえる

オンラインでも医師の処方箋がないとピルは手に入らない

ピルを手に入れるためには処方箋が必要です。

たとえオンラインで診察を受けるとしても、処方箋を出してもらわなければ手に入れることはできません。

医師の処方箋がないとピルは手に入らない

ピルはホルモン剤であるため、誤った使い方をすると副作用の恐れがあるからです。高血圧や糖尿病など持病がある人は服用できない薬もあり、注意が必要です。

また、ピルは飲む時間や周期が決まっており、正しく服用してこそ効果を発揮できます。

ですので、必ず病院を受診し、医師の指示に従って服用するようにします。

オンラインでのピルと実際の診療を受けたピルと価格はそれほど変わりない

オンラインでピルを処方してもらうと、クリニックに実際に受診した時と比べて高いのか安いのか、金額が気になるところです。

ピルは、保険適用されるものと自由診療のものと2つ種類があります。保険適用されれば、支払うのは自己負担分の3割となります。

3割負担なら保険適用された薬の方が圧倒的に安いのではないかと思われそうですが、実はそうでもありません。 保険適用のピルと自由診療のピルでは、そもそもの薬の価格が違うからです。支払額は、あまり差がないのです。

また、オンライン診療か、対面診療かによる価格差もあまりありません。低用量ピルは1シート(1ヶ月分)でおよそ3,000円前後、アフターピルは10,000円前後です。

オンラインでのピルと実際の診療を受けたピルと価格はそれほど変わりない

オンライン診療で保険適用される3つの条件

ピルが保険適用となるためには以下の条件が必要です。

  1. 月経困難症や子宮内膜症の治療であること
  2. クリニックが保険治療に対応していること
  3. ピルの種類が保険適用されるものであること

ピルを服用する目的は、治療か避妊か、大きく2つに分かれます。

避妊目的でピルを服用する場合は、すべて自由診療となります。これはオンライン診療だけでなく、対面診療でも同じことです。

ピルが保険適用になる条件

治療目的であっても、保険が適用されるのは原則、月経困難症や子宮内膜症など「病気」と診断された場合のみです。 生理不順やPMSの治療のために服用しても、保険適用にはならないことがほとんどです。

生理周期をずらすのも避妊も病気ではないため、保険適用はされません。

また、保険を適用してもらうには、そのクリニックが保険治療に対応していることが必要です。

ピルが保険適用になる条件

たとえば、病気の治療ではなく、避妊目的での処方を行っているクリニックでは、すべて保険適用外となります。

オンラインで購入できるピルの種類と選び方

ビルには、月経にまつわる症状を改善する低用量ピル・中用量ピルと、妊娠を防ぐアフターピルがあります。

ピルの種類と選び方

低用量・中用量ピルは生理にまつわる症状の緩和に使われる

ピルは、含まれている女性ホルモンの量によって低用量ピル・中用量ピル・高用量ピルを見ると3つに分かれます。

高用量ピルは副作用のリスクが高いため、主に使用されているのは低用量ピル・中用量ピルです。

中用量ピルで処方されているのは「プラノバール」のみで、生理周期の移動に使われます。

また、月経困難症の治療に使われる保険適用のピルはLEP、避妊目的で使用する自由診療のピルはOCとして分類しています。

低用量ピルは種類が多いので、こちらに一覧でまとめました。

分類 薬の名前 特徴 種類 効果 保険適用
第一世代 ルナベル配合錠LD 低容量ビル LEP 生理痛の緩和 あり
ルナベル配合錠ULD 超低容量ピル LEP 生理痛の緩和 あり
フリウェル配合錠LD ルナベルのジェネリック LEP 生理痛の緩和 あり
フリウェル配合錠ULD ルナベルのジェネリック LEP 生理痛の緩和 あり
シンフェーズ 低容量ビル OC 避妊・月経移動・生理周期のコントロール なし
第二世代 ジェミーナ 超低容量ピル LEP 生理痛の緩和、月経移動・生理周期のコントロール あり
アンジュ 低容量ビル OC 避妊・月経移動・生理周期のコントロール なし
トリキュラー 低容量ビル OC 月経移動・生理周期のコントロール なし
ラベルフィーユ トリキュラーのジェネリック OC 月経移動・生理周期のコントロール なし
第三世代 マーベロン マーベロン OC ニキビ改善・肌荒れ なし
ファボワール マーベロンのジェネリック OC ニキビ改善・肌荒れ なし
第四世代 ヤーズ 超低容量ピル LEP 生理痛の緩和 あり
ヤーズフレックス 超低容量ピル LEP 生理痛の緩和 あり
ドロエチ ヤーズのジェエリック LEP 生理痛の緩和 あり

第1〜4世代とは、ピルに含まれている黄体ホルモンの種類による分類です。

  • 第1世代:ノルエチステロン
  • 第2世代:レボノルゲストレル
  • 第3世代:デソゲストレル
  • 第4世代:ドロスピレノン

低用量ピルはさらに、病気の治療に使われる医療用ビルと、周期をずらして避妊するピルに分けられます。医療用ピルは保険適用されます。

アフターピルは性行為後に使用して受精卵の着床を防ぐ薬

アフターピルは、避妊に失敗してしまった場合や、避妊をしていなかった場合に、緊急的に服用することで妊娠の可能性を下げる薬です。

性行為後72時間(3日間)以内、できれば24時間以内の服用が推奨されています。

主な薬を一覧でまとめました。

薬の名前 服用のタイミング 特徴
ノルレボ 性交渉後72時間以内 国内承認済みの薬、避妊率は高い
レノボルゲストレル(ノルレボのジェネリック) 性交渉後72時間以内 国内承認済みの薬、避妊率は高い
エラ 性交渉後120時間以内 国内未承認だが猶予時間が長く委任率も高い
プラノバール(中用量ピル) 性交渉後72時間以内に1錠、12時間後に2錠(ヤッペ法) 2回服用しなくれはならず、副作用も強い

アフターピルはドラッグストアや薬局で購入することができません。

タイムリミットもありますので、できるだけ早くオンライン診療を受け薬を処方してもらいましょう。

診断を元に医師が適切なピルを選んでくれる

低用量ピルは種類が多いので、どれを選んだら良いか一般の人にはわかりにくいです。ですので、オンライン診療を受け、健康状態を正しく申告した上で、医師の診断を仰ぎましょう。

診察後、私があなたに合うビルを選んでくれます。

オンライン診断からピル購入までの流れ

オンラインでピルを購入する方法は、各クリニックによって多少異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。

クリニックを予約して問診票を提出する

まずはクリニックを選びましょう。

  • 予約の方法
  • 診察時間
  • 取り扱っているピルの種類

などを比較して利用しやすいところを選びます。

ビルの価格は、低用量ピルで1シート3,000円前後ですが、診察料のや配送料の有無によっても、トータルで支払う金額が変わってきます。

価格や予約の取りやすさなどを比較し、利用しやすいクリニックを選びます。

スマホまたはパソコンから予約をしましょう。問診票の記入も含めて登録にかかる時間はおよそ5分です。

現在の健康状態だけでなく、病歴や服用中の薬などについても詳しく記入しましょう。

オンライン診療を受ける

オンライン診療の方法は、クリニックによって違います。電話またはビデオ通話で診断するところもあれば、チャットで診療を行ってくれるところもあります。

健康状態やピルを使う目的に合わせ、医師があなたに最適なピルを処方してくれます。

決済後、薬を発送してもらう

診察の時間は短く、5分〜10分程度で終わります。診察後、決済が完了すればすぐに処方されたピルを発送してくれるでしょう。

当日発送してくれるクリニックであれば、最短で翌日に届く可能性があります。

ピルをオンラインで購入できるおすすめクリニック

ピルをオンラインで処方してもらいたい方へ、安心・安全に利用できる、おすすめのクリニックをご紹介します。

クリニック 料金 取扱ピル 診察時間 診察料 送料
クリニックフォア 2,783円(税込)〜 低用量ピル
超低用量ピル
中用量ピル
アフターピル
7時〜24時 1,650円(税込) 550円(税込)
mederi Pill(メデリピル) 1,963円(税込)〜 低用量ピル
超低用量ピル
中用量ピル
アフターピル
24時まで 無料
(中量量ピル、アフターピルは処方の有無に関わらず1,650円)
550円(税込)
(おまとめプランは無料)
レバクリ 2,600円(税込)〜 低用量ピル
超低用量ピル
中用量ピル
10時〜22時 無料 550円(税込)
エニピル 2,563円(税込)〜 低用量ピル
超低用量ピル
中用量ピル
アフターピル
24時間 無料 550円(税込)
Oops WOMB 2,585円(税込)〜 低用量ピル
超低用量ピル
中用量ピル
9時〜24時 無料 500円
ピルマル 2,641円(税込)〜 低用量ピル
超低用量ピル
用量ピル
9時〜22時 無料 550円(税込)
マイピル 2,690円(税抜)〜 低用量ピル
超低用量ピル
中用量ピル
アフターピル
9時〜20時 1,650円(税込) 550円〜770円(税込)
スマルナ 1,980円(税込)〜 低用量ピル
超低用量ピル
中用量ピル
アフターピル
医師によって変動 1,500円 無料

クリニックフォア 低用量ピル オンライン治療は取り扱っているピルの種類が多い

クリニックフォアは全国に10院以上のクリニックがあり、取り扱っているピルの種類も多いのが特徴です。

平日は朝の7時から24時まで、土日も診療が可能です。

参照元:CLINIC FOR

ビデオチャットで診察後、15時までに決済を完了すれば最短当日に発送してもらえます。地域にもよりますが、翌日には届くでしょう。

薬の種類 価格
低用量ピル・超低用量ピル
・マーベロン
・ラベルフィーユ
・ファボワール
・アンジュ
・トリキュラー
・フリウェル
・ドロエチ
・ルナベル
・ヤーズフレックス
3,278円(税込・単月)
2,783円(定期)
中用量ピル
ブラノパール
5,478円(税込)
アフターピル
・ノルレボ
・ノボノルゲストゲル
・エラワン
9,240円〜17,600円(税込)

ピルは数ヶ月続けて飲むことも多いので、まとめ割がお得です。 定期配送にすれば15%オフ、12ヶ月の「まとめて定期」なら31%オフとなります。

通常は送料が550円(税込)かかりますので、12ヶ月まとめて定期にすれば1回分で済むことになります。

診察代は1,650円(税込)ですが、2回目以降は希望した時のみの支払いとなります。

ファーストピルなら【mederi Pill(メデリピル)】は初月無料&診察代もずっと無料

メデリピルは、超低用量ピルから中用量ピル、アフターピルまで幅広い種類のピルを取り揃えています。

診察代は無料で、診察予約はLINEで簡単にできます。

オンライン診療は5分から7分程度で、音声のみでもOKなのが嬉しいところです。

薬の種類 価格
低用量ピル
・ファボワール
・ラベルフィーユ
・マーベロン
・トリキュラー
・アンジュ
・シンフェーズ
初月0円
2ヶ月目以降: 1,963円(税込)〜
1年間続けるとプラチナ会員となり10%オフ
超低用量ピル
・ドロエチ
・フリウェル
・ルナベル
・ヤーズ
・ヤーズフレックス
4,180円~9,900円(税込)
中用量ピル
ブラノパール
1,980円~7,980円(税込)
アフターピル
・ノルレボ
・レボノルゲストレル
9,900円~11,000円(税込)

万が一副作用が出たり、体調が悪いと感じたりした時でも、24時間いつでもLINEで相談できるので安心です。

あなたの症状にあったピルをオンラインで処方【レバクリ】は1ヶ月分無料で試せる

初診料・診察料は無料です。診察から処方まではわずか15分、 診察後すぐに発送してくれますから、最短翌日にお薬が届きます。

1ヵ月2,600円(税込)からと非常に割安で、12ヶ月のコースにすると1年目は1ヵ月あたりわずか2,000円で試すことができます。

しかも、 レバクリを初めて受診する方で、低用量ピルの1ヵ月定期配送プランを初めて申し込む人は、料金の1ヵ月分が0円です。

最低契約期間は2ヶ月ですが、実質半額になるお得なプランです。

薬の種類 価格
低用量ピル
・ラベルフィーユ
・ファボワール
・トリキュラー
・アンジュ
・マーベロン
3,258円(税込)
定期便:2,600円(税込)
12ヶ月プランなら1ヶ月2,000円(税込)(1年目のみ)
超低用量ピル
・ルナベルULD
・フリウェルULD
・ドロエチ
・ヤーズ
・ヤーズフレックス
5,309円〜10,819円(税込)
中用量ピル
プラノバール
5,160円(税込)
アフターピル

希望すれば、品名や依頼主の名前もわかりにくい包装で届けてくれます。家族に知られたくない人も安心です。

ピルのオンライン診療サービス【エニピル】は24時間診療してくれる

エニピルは予約不要、5分程度の問診票に回答したら、原則30分以内にオンライン診療を受けることができます。

しかも、24時間対応してくれるので何か不安なことがあったときでも安心です。

薬の種類 価格
低用量ピル
・ファボワール
・ラベルフィール
・トリキュラー
・シンフェーズ
・アンジュ
・ルナベル配合錠LD
・マーベロン
・フリウェル配合錠LD
2,563円〜9,900円(税込)
超低用量ピル
・フリウェルULD
・ドロエチ配合錠 
・ルナベルULD
・ヤーズ
・ヤーズフレックス
4,180円〜9,900円(税込)
中用量ピル
プラノバール
4,378円(税込)
アフターピル
・エラ
・レボノルゲストレル
9,980円(税込)

毎月発送プランのほか、送料無料でお得になる12ヶ月一括発送プランもあります。

その他、副作用が心配な人は痛み止めや吐き気止めなど、追加の薬剤セットも用意されています。

送料は550円(税込)ですが、診察料は無料です。

Oops WOMB ピル オンライン治療は子宮頸がん検診が実質無料になる

Oops WOMB(ウープスウーム)で取り扱っている薬の種類は、9種類と他のクリニックと比較するとやや少なく感じますが、国内の承認薬のみを処方しているという安心感があります。

相談も診療予約も、気軽にLINEからできます。

安心して利用するために、はじめの2シートは半額で届けてくれます。 体に合うかどうか不安という人も安心して使えるのではないでしょうか。

薬の種類 価格
低用量ピル
・ラベルフィーユ
・トリキュラー
・アンジュ
・マーベロン
・ファボワール
・シンフェーズ
2,750円(税込)
3ヶ月定期:2,695円(税込)
6ヶ月定期:2,585円(税込)
超低用量ピル
・ドロエチ
・フリウェル
4,950円(税込)
3ヶ月定期:4,895円(税込)
6ヶ月定期:4,785円(税込)
中用量ピル
ブラノパール
6,050円(税込)
※吐き気止めもセット
アフターピル

配送料は500円かかりますが診察料は無料です。

また、利用者は提携クリニックで子宮がん検診を受けることができます。検診代としては4,000円かかるのですが、後日4,000円分のポイント還元が受けられます。

ポイントはお薬の購入に利用できるので、実質無料で検診を受けることができます。

ピルマル オンラインピル処方は長く使うほど料金がお得になる

ピルマルは当日の診察が可能で、予約はLINEでもWEBでも簡単にできます。

5分〜7分程度の診察で最短当日に発送してくれますから、地域によっては最短翌日にお薬が届くでしょう。

薬の種類 価格
低用量ピル
・トリキュラー
・ラベルフィーユ
・シンフェーズ
・マーベロン
・アンジュ
2,641円(税込)
超低用量ピル
・フリウェル
・ルナベル
・ヤーズフレックス
3,107円〜9,900円(税込)
中用量ピル
プラノバール
7,040円(税込)
アフターピル

薬は1ヵ月、3ヶ月、6ヶ月ごとの定期便となっています。12ヶ月分のまとめ買いも可能で、期間が長くなるほどお得になります。

マイピルはピルに特化したオンライン診療が受けられる

マイピルの診察は、ピルに特化したオンライン診療が特徴です。LINEでもWEBでも予約可能です。

産婦人科の医師が直接電話で診察してくれますので、不安なことがあれば何でも相談してください。

平日は16時、土日・祝日は12時までに決済が完了すれば、当日発送してくれますから、最短翌日にはお薬が届きます。

薬の種類 価格
低用量ピル
・ファボワール
・マーベロン
・ラベルフィーユ
・トリキュラー
・アンジュ
・シンフェーズ
2,690円(税抜)
※プラチナ会員:2,420円(税抜)
※ダイヤモンド会員:2,151円(税抜)
中用量ピル
ブラノパール
3,278円(税込)
アフターピル
・レボノルゲストレル
・エラ
・ノルレボ
・ブラノパール
4,378円〜12,078円(税込)

このほか、診察料として1,650円(税込)、送料が550円〜770円かかります。 東京23区内なら8,690円(税込)かかりますが、バイク便も利用可能です。

商品名はサプリメントと記載されていますので、お薬だと知られたくない人も安心です。

スマルナは診察からピルの配送までワンストップのアプリ

スマルナは、全国の医師と繋がれる便利なアプリです。 アプリをダウンロードし、メールアドレスとパスワードを設定し、会員登録を行うと利用できます。

登録している医師は全員が厚生労働省の「オンライン診療研修」を修了していますから、オンラインでの診療に不安を感じている人も安心して受診できるのではないでしょうか。

18時までに決済が完了すれば、最短翌日にお薬が届きます。診察料が1,500円かかりますが、発送が早いのがありがたいところです。

薬の種類 価格
低用量ピル
・トリキュラー
・ラベルフィーユ
・マーベロン
・ファボワール
・アンジュ
超低用量ピル
・ルナベル配合錠ULD
・フリウェル配合錠ULD
・ヤーズ配合錠
・ヤーズフレックス配合錠
1シート×12回:2,980円〜9,980円(税込)
3シート×4回:2,780円〜9,780円(税込)
12シート×1回:1,980円〜8,980円(税込)
中用量ピル
ブラノバール
6,200円(税込)
アフターピル
・ノルレボ
・レボノルゲストレル
11,480円(税込)

スマルナで処方される薬はすべて国内で認可されています。

配達の際は、送り主は医師の名前、「雑貨」で送られてきますので、中身がピルだとばれることもないでしょう。

ピルのオンライン購入のメリット

オンラインでピルを購入するのには、以下のようなメリットがあります。

オンラインだから医師に相談しやすい

オンラインだから医師に相談しやすい
婦人科にかかったことのある人はあまり多くないと思います。医師を前にすると緊張してしまい、自分の体についてきちんと話せない人もいるでしょう。

その点、オンライン診療なら、スマホで話すことができますし、クリニックによってはチャットでの診察もあります。

緊張せず、相談しやすい環境で診察を受けられます。不安なことがあれば、どんなに小さなことでも遠慮せずに相談しましょう。

プライバシーを気にせず購入できる

プライバシーを気にせず購入できる

婦人科への通院は、どうしても周囲の目を気にしてしまうものです。オンライン診療であれば、自宅にいながら医師に相談できるため、プライバシーを守ることができます。

クリニックによっては、本名ではなく、ニックネームなどで診察を受けることも可能です。

忙しくても病院に行かずに購入できる

忙しくても病院に行かずに購入できる

病院へ行くための移動時間や、待ち時間を大幅に削減できます。忙しい方でも、隙間時間を使って診療を受けることができます。

受付時間を気にしなくて良いので、スケジュールの調整がしやすいです。

病院が近くにない人は、通うだけで交通費もかかりますが、オンラインでの診療なら交通費も節約することができます。

土日や祝日でも診療を行なっている

土日や祝日でも診療を行なっている

多くのクリニックで、土日や祝日でも診療を行っています。平日、病院に行けない人も、受診しやすいです。

中には、24時間対応のクリニックもあります。夜遅い時間に不安なことがあった場合も、いつでも相談ができます。

ピルのオンライン購入のデメリット

便利なオンライン診療ですが、対面で診療できないことのデメリットもあります。

ピルをすぐに受け取れない

対面での診療であれば、診察後、当日中に薬を受け取ることができますが、 オンライン診療ですと、どんなに早くても最短翌日となってしまうでしょう。

アフターピルは、時間との勝負です。不安な人は、オンライン診療よりも近所のクリニックを受診したほうが早いかもしれません。

緊急時の対応がしにくい

緊急な事態が発生した場合、すぐに対応できない可能性があります。

たとえば、大量の出血や激しい腹痛など、緊急性の高い症状が出た場合は、すぐに近くの病院を受診する必要があります。

内診や血液検査なしに処方するため病気のリスクを見落としやすい

直接身体に触れての診察ができないため、症状を見落としてしまう可能性があります。

特に内診は、あまり受けたくないというのが本音だと思いますが、症状によっては必要な診察です。

オンライン診療では細かな診察は難しく、病気が隠れていたとしても発見しづらいです。

だからこそ、正確に、隠すことなく、自分の体調を申告することが大切です。

送料を含むと割高になることがある

オンライン診療では薬を直に取りに行くことができないため、発送してもらわなければなりません。

送料はおよそ500円から700円程度ですが、その分、処方箋をもらって薬局で受け取る場合と比べると、薬の料金が高くなります。

ピルをオンラインで購入する際の注意点

ピルをオンラインで購入する際は、以下のことに注意してください。

信頼できるクリニックで診察を受ける

信頼できるクリニックを選ぶには、婦人科専門医など、専門的な知識と経験を持つ医師がいるかどうかを必ず確認しましょう。

また、

  • 診療費や薬代が明確に表示されているか
  • セキュリティはしっかりしているか
  • 配送はプライバシーに配慮しているか
  • 予約は取りやすいか

など、さまざまな角度から比較してみます。

クチコミなども参考にし、安心して受診できるクリニックを探します。

継続しやすい価格かどうか比較する

避妊目的や旅行など都合に合わせて生理周期をずらしたいなど、保険適用されないピルを使用する際は、価格も大切です。

自由診療の場合はクリニックが価格を決めていますので、同じ薬でも価格が違うのです。

受診してみたいクリニックが見つかったら、他のクリニックと比較して高すぎないかどうか、ピルの価格もよく見てください。

また、

  • 診察料がかかるか
  • 送料はいくらか
  • 定期購入で割引されるか

など、料金表をよく確認し、続けやすい価格のクリニックを選びましょう。

保険適用の場合は3シートまでと制限がある

保険診療には、さまざまな制約があります。薬の量もそのひとつで、定期的に診断を受ける必要があることから、保険適用のピルは、一度に処方できるのが3シート(3ヶ月分)までとなっています。

3シート以上使いたい場合は、その都度診察を受けなくてはなりません。

健康状態などを正確に医師に伝えること

対面での診察と違い、医師は画面越しに患者を見ることになります。

電話やチャットでの診察では、顔を見ることすらないため、正確な診断をしてもらうには、自分の健康状態や気になっていることを、正確に、もらさず申告することがとても大切です。

医師の指示に従って正しく薬を服用すること

ピルが効果を発揮するには、飲むタイミングが重要です。

たとえば、低用量ピルは1日1錠飲まなくてはなりませんが、できれば決まった時間に飲んだ方が、効果を得やすいです。

普段、20時にピルを飲んでいる人がうっかり飲み忘れた場合、気づいた時間によって、その日のうちに1錠飲むか、次の日の同じ時間に飲むかが違ってきます。

数時間の誤差なら、気付いた時点で飲んで構わないのですが、半日以上開いてしまった場合は、いつもの時間に2錠飲んだ方が良いのです。

飲み方を間違えると、ピルの効果を得られません。飲み方については医師の指示通り、正しく服用しましょう。

トラブルが起きた時の対処法を確認しておくこと

ピルを服用すると、出血したり、吐き気や頭痛などの症状が起きたりすることがあります。

そのような症状が起きたときにどうすれば良いのか、オンライン受診の際に、必ず確認しておいてください。

  • 薬をやめたほうがいいのか
  • すぐに近所の婦人科を受診した方が良いのか
  • すぐにオンライン診療の予約を入れて診てもらえるのか

など対処法を聞いておきましょう。

安易に通販サイトから購入しない

ピルは、処方箋が必要な薬です。海外ではドラッグストアでピルを売っている国もありますから、風邪薬と同じような感覚で購入する人がいますが、残念ながら日本ではまだ処方箋なしに買うことはできません。

海外で安全に使われているなら、通販で購入しても良いのでは?と思われるかもしれません。しかし、海外のサイトからの個人輸入では、粗悪品がまぎれていることがあります。

日本国内で正規に流通している医薬品、化粧品や医療機器などは、医薬品医療機器等法に基づいて品質、有効性及び安全性の確認がなされていますが、個人輸入される外国製品にそのような保証はありません。

引用元:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ |厚生労働省

ピルの効果が得られないばかりか、健康被害を引き起こす可能性もあります。ですから、安易に通販でピルを購入しないようにしてください。

アフターピルは100%避妊できるわけではない

アフターピルの避妊率は、飲む時間にもよりますが、95〜98%程度と非常に高いです。

ただし、100%避妊できるわけではありません。

本剤投与により完全に妊娠を阻止することはできない。

引用元:緊急避妊剤 レボノルゲストレル錠

アフターピルを過信することなく、今妊娠を望んでいないのなら、きちんと避妊対策をしておくべきです。

ピルについての基礎知識を改めておさらい

ピルとはどのような効果のある薬なのか、使用する前に、基礎知識を理解しておくことが大切です。

ピルとは女性ホルモンを含んだ薬のこと

ピルとは、女性ホルモンが配合された飲み薬で、

  • 排卵を抑制し、妊娠を防ぐ
  • 生理周期を安定させる
  • 生理痛を軽減する
  • 生理の出血量を減らす
  • ニキビの改善
  • PMS(月経前症候群)の緩和

などさまざまな効果があります。

女性ホルモンが脳に働きかけることにより、排卵をずらしたり、子宮内膜が暑くなるのを抑えたりして、妊娠しないようにするのです。

一般的に利用されているのは、低用量ピルまたは超低用量ピルです。

このほか、性行為後に服用することで、受精卵の着床を防ぐアフターピルもあります。

ニキビ改善など避妊以外にも効果が期待できる

ピルはニキビや肌荒れなど、肌のトラブル改善にも効果があります。

女性は生理の前になるとニキビが増えることがありますが、これはホルモンバランスの乱れが原因です。

ピルを服用することによってホルモンバランスを整えると過剰な皮脂の分泌を抑えられるので、ニキビ予防につながります。

ピルは飲み方が大事!飲み忘れないように気をつける

ピルを飲み忘れると、避妊効果が低下するほか、生理周期が乱れたり、不正出血が起こったりする可能性があります。

ピルは毎日決まった時間に服用することで体内のホルモンバランスを一定に保ち、高い効果を発揮する薬です。

飲むタイミングや回数は医師の指示通りにし、飲み忘れないことが大切です。

飲み忘れてしまったときの対処法は、飲み忘れたタイミングや、どのくらいの期間飲み忘れたかによって異なります。必ず医師か薬剤師に相談し、適切な指示に従ってください。

飲み忘れたからといって、自己判断で2回分を一度に飲んではいけません。

他の薬との併用にも注意!医師の指示に従うこと

ピルには、併用してはいけないとされている薬があります。

  • 抗てんかん薬(バルビツール酸系・ヒダントイン系)
  • 抗結核薬(リファンピシン、リファブチン)
  • 抗生物質(テトラサイクリン系・ペニシリン系)
  • HIV治療薬(非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬・HIVプロテアーゼ阻害薬)
  • 精神刺激薬 (モダフィニル)
  • 抗真菌薬(フルコナゾール・ボリコナゾール)
  • 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
  • 一部のハーブ(セントジョンズワート)

上記の薬は、ピルの効果が減少したり、 逆に増強されて副作用が起こりやすくなったり可能性があります。

もし今服用している薬があれば、必ず医師に申告してください。

ピルの保管方法と有効期限に注意する

ピルは、変質が劣化しないよう、保管するときは以下のことに気をつけてください。

  • 直射日光や高温多湿を避ける
  • 風通しの良い冷暗所で保管する
  • 他の薬と混ざらないように気をつける
  • 中身を出して他の容器に入れ替えをしない
  • 子供やペットの手の届かないところで保管する

また、薬には必ず使用期限が記載されています。期限内に使い切り、期限を過ぎたピルは服用しないでください。

また、使わなかった薬を取っておいて後で自己判断で飲むようなこともしないでください。

ピルの一般的な副作用

ピルを服用すると、以下のような副作用が見られることがあります。

  • 吐き気・嘔吐
  • 頭痛
  • 不正出血
  • 乳房の張り・痛み
  • 下腹部痛
  • 血栓

副作用の発現率や度合いは、個人差があります。必ず起こるものではありません。

副作用の中でも心配されるのが血栓症ですが、発症率は年間1万人に3~9人程度とされています。

海外の疫学調査によると、低用量ピルを服用していない女性の静脈血栓症発症のリスクは年間10,000人あたり1-5人であるのに対し、低用量ピル服用女性では3-9人と報告されています。一方、妊娠中および分娩後12週間の静脈血栓症の発症頻度は、それぞれ年間10,000 人あたり5-20 人および40-65人と報告されており、妊娠中や分娩後に比較すると低用量ピルの頻度はかなり低いことがわかっています。

引用元:日本産科婦人科学会:低用量ピルの副作用について心配しておられる女性へ

ピルを服用中の人よりも、むしろ妊娠中の方が血栓症のリスクが高いことがわかっています。

副作用を気にしなくて良いわけではありませんが、過剰に恐れる必要もないでしょう。

ピルの副作用を軽減する方法

副作用を軽減し、快適にピルを服用するためには、いくつかの方法があります。

まず、 朝薬を飲んで日中副作用の症状が辛い場合は、飲む時間を変えて寝る前に飲んでみます。寝ている間なら副作用が気にならないこともあります。

それでも症状があまりに辛い場合は医師に相談し、吐き気止めや痛み止めなどを処方してもらいましょう。

薬を追加しても症状が治まらない場合は、やはり医師に相談しピルの種類を変えてもらうのもありです。

また、ストレスや睡眠不足、運動不足など生活習慣の乱れも体調不良につながります。

ピルの効果を高めるためにも、栄養バランスのとれた食事を心がけ、十分に睡眠をとって下さい。日中、適度に体動かすことも忘れず、ストレスを溜め込みすぎないよう気をつけましょう。

フェムテックの推進によって自分の体を守るきっかけづくりができる

フェムテック(Femtech)とは、「Female」と「Technology」の造語で、女性の健康をテクノロジーでサポートする分野のことです。

女性特有の生理、妊娠、出産、更年期など、ライフステージごとの健康課題に対して、アプリ、ウェアラブルデバイス、オンライン診療など様々なテクノロジーを活用して解決していきます。

2025年には約2兆円の経済効果が見込まれる分野です。

ピルのオンライン処方は、フェムテックの代表的な例といえるでしょう。従来、婦人科を受診して医師に相談し、処方箋をもらう必要があった低用量ピルを、オンラインで手軽に処方してもらうことができるようになりました。

婦人科は、女性にとって受診のハードルが非常に高い診療科です。 体に異常を感じても、すぐに受診しようという気になれない人も多いでしょう。

しかし、ピルのオンライン処方が可能になったことから、もっと気軽に自分の体について相談できるようになったのではないでしょうか。

生理不順や生理周期のコントロールなど、直接病気とは関係ないと思われる事柄でも、婦人科医に相談することによって病気の早期発見につながる可能性もあります。

ピルの処方以外でも、オンラインで婦人科を受診する事は可能です。婦人科系の病気は初期症状が少なく、早い段階で気づくことが難しい病気もあります。地域や時間的な制約なく受けられるオンライン診療を積極的に活用して、自分の体を守っていきましょう。

ピルのオンライン購入についてよくある質問とその回答(Q&A)

ビルのオンライン購入について、よくある疑問や質問とその回答についてまとめました。

ピルはオンラインで買えるのですか?

低用量ピル、中用量ピル、アフターピルはオンラインで購入が可能です。

ピルは、医師の処方箋がなければもらえない薬です。オンラインクリニックで医師の診察を受け、ピルを処方してもらいます。

オンラインピルは安全ですか?

婦人科医の診断を受けて処方してもらうビルは安全です。日本では未承認の薬であっても、クリニックが責任を持って輸入している薬を処方してもらえるならば、問題ありません。

ただし、安易に個人輸入するのは危険です。偽造品や粗悪品が送られてくる可能性があります。

海外サイトなどから自己判断でピルを購入しないようにしてください。

オンラインでピルを処方してもらう際の流れはどうなっていますか?

まず、オンライン診療を行っているクリニックを予約し、オンラインで診察を受けます。

その上で、医師の判断のもと、今の症状に合ったピルを処方してもらいます。

処方箋を持って薬局に行くのではなく、クリニックから直接ピルが送付されてきます。

オンラインピルの相場はいくらくらいですか?

薬の種類にもよりますが、一般的な相場は以下の通りです。

  • 低用量ピル:3,000円前後
  • 超低用量ピル:4,000円〜9,000円前後
  • アフターピル:10,000円前後

なお、オンライン診療でも対面診療でも、薬の値段にそれほど差がありません。

診察なしでピルを購入できますか?

日本では、医師の処方箋なしにピルを購入することはできません。必ず診察を受ける必要があります。

薬局やドラッグストアでは売ってない薬です。安易に個人輸入などをしないようにしてください。

信頼できるクリニックはどうやって選べばいいですか?

ピルを処方してもらうために信頼できるオンラインクリニックを選ぶのは、とても大切です。産婦人科専門医や女性医療に詳しい医師がいるクリニックがおすすめです。

また、どのような流れで診察が行われるのか、詳しく説明されているかを確認しましょう。

ピルの金額についてもきちんと明記されているクリニックが安心です。

ピルを服用し始めると副作用が起こることがあります。緊急事態が起きたときに、気軽に相談できる体制が整っているかどうかも、確認してください。

オンラインピルは保険適用されますか?

月経困難症の治療のために処方されるピルは保険適用の対象です。

単に生理の周期をずらしたい場合や、避妊の目的で利用するピルは、原則自費診療となります。

未成年でもオンラインでピルを購入できますか?

ピルは、生理が始まっていれば、未成年でも購入は可能です。

ただし、クリニックによっては、学生証の提示が必須など条件がある場合がありますので、事前に確認してください。

保険治療でなければ、保険証の提示を求められることはなく、保護者に連絡がいくこともありません。

ピルをオンラインで購入するときは信頼できるクリニックを選ぶことが大事!

ピルは処方箋が必要な薬です。医師の診察を受けなければ、購入はできません。

しかし、婦人科に行くのはハードルが高い、時間もないと悩んでいるなら、オンライン診療を利用しましょう。

今回は、ピルをオンラインで購入する方法や、おすすめのオンラインクリニックをご紹介しました。

生理痛で悩んでいる人や、生理の周期をずらしたい人は、ぜひ受診してみてください。オンラインクリニックは、スマホやパソコンから予約ができて、遠方でも受診できます。

ピルのオンライン購入は、医師の診断のもと、あなたに合ったピルを処方し、自宅まで送ってもらえます。クリニックによっては24時間診療を受け付けているところもあります。

ピルは女性ホルモンを含む薬です。海外通販で個人輸入する人も見受けられますが、自分に合わない薬を使用すると重篤な副作用を引き起こす可能性もあります。

ピルを利用する際は、必ず医師の診察を受けて、適切な薬を処方してもらいましょう。

ピルについて詳しく知りたい方は、ピルの種類や飲み方、購入方法、費用を解説。メリットデメリットは?の記事もご覧ください。

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